出産後、0歳児~1歳児の育児って、本当に大変ですよね。
夜泣き寝不足当たり前、授乳にお風呂、もう限界・・・。
そんな余裕の無い中、上の子に対して、余裕の無い対応をしてしまいがち・・・。
親の方にも余裕があれば、もう少し違う接し方が出来るのにと思う毎日。
上の子に対しては、下の子の対応をしている時に、どうしても「ちょっと待って」と言ってしまう。
そんな時期、我が家は4つのケアを行っていました。
今考えると有効だったなと思うことを4つ紹介します。
前半は当時の我が家の状況となります。
具体的な4選は後半です!(前半は飛ばしていただいて結構です)
こんな人にオススメの記事です!
- 新生児、未就学児がいる家庭で、兄または姉がいる
- 上の子が寂しそう
- 上の子のケアってどうすればよい?に悩んでいる
<yamato家プロフィール>
- 夫婦そろって、フルタイム共働き
- 2020年8月現在、息子3歳(保育園)、娘6歳(小1)
- 夫婦の実家は遠方のため、頼れない(0歳児のときも!)
- うちの姉弟は仲が良い
- お姉ちゃんが弟のことを可愛がってくれる(今までずっと)
出生時の家族の状態
我が家は、姉弟が3歳差であり、
下の男の子が産まれた時、娘は3歳でした。
娘(3歳)以外の様子
息子(0歳)・・・赤ちゃんです。自分で何もできません。
母親(30歳)・・・授乳、抱っこ、寝かしつけ等、1日つきっきりです。
父親(30歳)・・・母親と共に息子の沐浴、家事全般、息子の見張りなど
うちは里帰り出産もしておらず、おじいちゃん・おばあちゃんも「遠方に住んでいる・仕事している」ので頼ることが出来ませんでした。
従って、息子0歳児期間は父母が力技で乗り越えました。
さすがに大変でした。
夫婦で共働きで、お互いに定時上りもできないような激務の中、誰も頼れず、一生懸命でした。
でも、ここで夫婦の二人三脚というか、「俺ら、あのとき頑張ったよな!!」と言い合える関係になったような誇らしい期間でもあります。
今考えたら…ってやつですが。
さすがに当時はそんなことも考えられなかったですけどね。
娘(3歳)の様子
- 3歳児
- イヤイヤ期真っ最中
- 保育園に通園中
娘については、やはり上の子ストレスというのがありました。
弟ばかりに構う父母を見ていて、寂しかったんでしょうね。
赤ちゃん返りとか、色々な反応があるようです。
うちは以下の反応がありました。
お姉ちゃんの我慢
娘は当時3歳児でしたが、自分がお姉ちゃんになったことも理解していて、弟のことも可愛いがってくれてていました。
また、親が息子につきっきりなことも、彼女なりに仕方ないなと思ってくれているようでした。
(まだ3歳なのにごめん!!)
もともと、親がフルタイム共働きだったので、不本意ではありますが、娘は結構気を遣ってしまうタイプです。
なので、「甘えること」が苦手でした。
本当は一人で着替えられるけど、甘えて親に着替えを手伝ってもらう等の甘えがありません。
(これは今の息子と比較すると、かなりの差が・・・)
親としては、3歳なのに、こんなに我慢させてごめんねって思います。
赤ちゃん返りのようなものは無かったですが、
むしろ、そんな感じで甘えてくれるほうが分かりやすくて、良いなと思います。
寂しがっているのは、とても良く分かりました。
授乳中にママに話をしに来たり、
自分で出来ることは可能な限りやってくれたり・・・。
でも、「良い子」ほど、親としては心配なんですよね。
おねしょ
体のストレス反応だと思いますが、
今まで全然無かった、おねしょをするようになりました。
この時、オムツもとれていて、トイレは自分で出来ていましたが、1週間に2,3回おねしょをしてしまうようになりました。
この時期、シングル二つを合わせた夫婦の寝室でみんなで寝ていました。
朝起きると冷たい!!となり、
大急ぎでシーツを引っぺがす日々です。
夜眠る前は、もちろんトイレに行きます。
おねしょについては、一回も叱ったことがありませんが、
さすがに、息子が0歳の時期で大変でした。
うまく甘えられないと、ストレスが体に出てしまうのかもしれません。
新築購入時期だったので、もちろんベットも新しいものでした。
えっと・・・おねしょの染みでベットマットが結構汚れました。
もちろんベットシーツはありましたが、頻繁なおねしょには耐えられなかった。
今考えると、おねしょをすることを見越して、小さい子どもがいるうちは、そんなに高いベットじゃないほうが良いと思います。
新築なら、新しい良いベットを用意したいですけどね。
上の子ケアでやってよかったこと
寂しい想いをさせてしまっている娘に、我が家では以下のようなことをして、効果がありました。
上の子ファーストを貫く
これは夫婦で決めたことですが、娘のことを最優先で考えました。
下の子が泣いても、すぐに駆けつけなくてもなんとなかなります。(場合によりますが)
下の子が床に食べ物をこぼしても、あとで拭けば大丈夫。
下の子がおしっこをした時、少しあとで処理しても問題ありません。
でも、娘に呼ばれたときはすぐに駆けつけました。
我が家の公約は「娘ファースト」です。
この考え方は徹底しました。
娘ファーストをしようとする親の姿勢を見て、
娘は自分のこともちゃんと見てくれていると少し安心している様子でした。
呼ばれたらすぐ行く。
ただ、どうしてもすぐに駆け付けられないときは、「あと何分待って」とか、「今これをやっているから終わったら行くね」という言葉をかけるように注意しました。
「ちょっと待ってね」だけでは不十分です。
子どもにしたら、「なんで待てないのか」が分からないと不安。
これは大人でも同じです。
なので、待ってもらうときはしっかりとその理由を伝えます。
このあたりは子育てですごく重要かもしれません。
このあたり、後述しています。
お姉ちゃん(お兄ちゃん)と呼ばない
僕も奥さんもきょうだいの仲で一番上だったので、
長男・長女の不条理さは理解しています。
(僕・・・3人兄弟、奥さん・・・2人姉妹)
なので、娘には「お姉ちゃん」と呼んだことがありません。
お姉ちゃんだから何かを我慢する必要も無いですし、
お姉ちゃんだから弟に何か譲る必要無いと思います。
何か争いが起こったときは、二人で話し合って解決すれば良いのであって、
年上が譲る合理的理由はありません。
(お姉ちゃんは弟に優しすぎるので、いつも譲ってはくれますが)
前の記事でも書きましたが、これで姉弟の仲も良い気がします。
「お姉ちゃん(お兄ちゃん)」と呼んでしまうと、子どもは姉(兄)の役割を果たそうとします。
「お姉ちゃん(お兄ちゃん)じゃなくても良い、弟に優しくしてくれるだけで!」
と、考えています。
あと、お姉ちゃん呼びしていると、親の自分たちも「お姉ちゃん」という意識が強くなってしまう気がします。
ママを1日自由に出来る日の設定
下の子について付きっ切りになってしまうこの時期には、かなり難しいですが、息子が1歳近くになってくると少し余裕も出来てくるはず・・・。
そこで、結構おすすめなのが「1日」親と一緒にいられる日の設定。
特にママとがオススメです。
上の子ケアで、よくやるのが、息子の世話をママが家でしている間に上の子とパパで散歩に行ったり、公園に行ったりだと思います。
でも、上の子としては、「ママが下の子に取られている」感が強いんですよ。
パパとしては残念な話ですが、ママの方が重要だと思います。
そこで、
上の子を満足させるためには、
「ママが自分のために時間をとってくれた」という
気持ちにさせる必要があります!
となると、やはり結構な時間を上のこと過ごす必要があります。
1週間に1回なんて言いません。
月に1度。
これで、意外に上の子は満足するはず!
うちはこういう日を設定してから、寂しそうな顔をすることが減ったように感じました。
ママを1日自由に出来る日の設定、これはオススメ!!
ちなみに、ママにとってもすごく貴重な時間だったと奥さんが言ってました。
二人でタピオカを飲みに行くだけの時間でもママも娘も、すごく満足していました。
「ちょっと待って」の「ちょっと」を具体的に言う
余裕が無いときは、すぐに「ちょっと待って」と言いがちです。
これは大人も子どもも一緒だと思いますが、
待たされる側って、「ちょっと」がどのくらいかを知りたいものです。
うちでは、「ちょっと」を具体化させて、
- 下の子のオムツを替えるまで待って!
- 下の子の授乳が終わるまで待って!
- 食事の片付けが終わるまで待って!
と、出来るだけ「ちょっと」を分かりやすく言うことにしていました。
ただでさえ、上の子には寂しい想いをさせています。
待ってもらう理由を伝えることで、待つ理由を納得してもらうことが出来ました。
まとめ
上の子には寂しい想いをさせたくない、という気持ちはあるものの、
やはり、下の子の世話で大変な時期です。
家が汚くても、多少洗い物が出来ていなくても、そんな時期は人生のうちの一時だけです。
子どもは勝手に大きくなってしまうので、甘えさせてあげられる時期は今だけだと思います。
(自分は結構後悔している・・・)
ぜひ、上の子ファーストで甘えさせてあげてください。
コメント