冬の寒さをしのぐために、どの暖房器具を選ぶかは大切な決断です。
我が家は建売住宅として購入した当初からガス床暖房が設置されており、冬の間はこれをフル活用しています。
今回は、ガス床暖房のリアルな使用感や光熱費、節約の工夫について詳しくお伝えします。
床暖房の導入を迷っている方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
ガス床暖房の使用状況
我が家では、11月から2月の間は毎日ガス床暖房を使用しています。
運転時間は朝5時にタイマーで自動起動し、夜12時までつけっぱなし。
設定温度は10段階のうち3~4程度にしています。
この使い方で、リビングとダイニング全体がじんわりと暖まり、寒い日でも足元が冷えることはありません。
我が家で使用しているのはノーリツ製のガス床暖房で、安定した温かさが得られます。
エアコンの風が苦手な方や、乾燥が気になる方にとっても、快適に過ごせる暖房方法です。
気になる光熱費の実際
床暖房のデメリットとしてよく挙げられるのが光熱費の高さです。
我が家は小学生の子供が二人いるため、家にいる時間が長く、床暖房の使用頻度も自然と増えます。
特に子供たちは床で遊ぶことが多いため、足元が冷えず快適に過ごせることを考えると、コストがかかっても導入してよかったと感じています。
実際に我が家の冬場のガス代を公開すると、以下のようになります。
- 11月: 10,280円
- 12月: 20,564円
- 1月: 34,558円
特に1月は寒さのピークということもあり、ガス代が3万円を超えています。
とはいえ、家全体を暖かく保てることを考えれば、納得のいくコストだと感じています。
ガス床暖房を節約する工夫
光熱費を抑えるために、以下の工夫を実践しています。
1. タイマー機能を活用する
床暖房はスイッチを入れてすぐに暖まるわけではありません。
そのため、起床時間や帰宅時間の30分前にタイマーをセットし、ムダな運転を減らしています。我が家では、具体的に朝5時にオン、夜12時にオフになるよう設定しています。
頻繁なオン・オフの切り替えを避けることで、効率的な運転が可能になり、結果的に光熱費の節約にもつながります。
2. 頻繁なオン・オフを避ける
床暖房は立ち上げ時に多くのエネルギーを消費するため、短時間の外出ではスイッチを切らずに、低めの温度設定で運転を継続する方が効率的です。
具体的には、立ち上げ時のエネルギー消費は通常運転時の約3~4倍に達するため、1日に何度もオン・オフを繰り返すと光熱費が大幅に上がる可能性があります。
そのため、一度稼働させたら、一定の温度で安定運転させるほうが約20~30%のエネルギー節約につながるとされています。
3. カーペットを敷かないことで得られるメリット
床暖房の上に厚手のカーペットやラグを敷くと、熱が伝わりにくくなるため、できるだけ床をむき出しにしておくと、効率よく部屋全体が暖まります。
さらに、カーペットやラグを使わなくなることで部屋が広く感じられるというメリットもあります。
特に夏場、カーペットやラグの収納に困ることがなくなり、スッキリとした空間を維持できる点も魅力です。
また、掃除がしやすくなるため、ホコリやダニの発生を抑え、衛生的な環境を保ちやすいという利点もあります。
小さな子どもがいる家庭やアレルギーを持つ方にとって、清潔な空間を維持しやすいのは大きなメリットです。
まとめ:ガス床暖房は導入の価値アリ!
ガス床暖房を導入してから、冬の快適さが格段に向上しました。
特に、足元が常に暖かいというのは想像以上の快適さです。
「寒い冬も家で快適に過ごしたい!」という方は、ガス床暖房を選択肢のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか?
少しでも気になった方は、専門業者に相談してみることをおすすめします!

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