はじめに
「自分には無理」「苦手だからやりたくない」——こう思って避けてきたことはありませんか?
でも、実際にやってみると意外とできることが増え、自分の可能性が広がることもあります。
私自身、これまで「運動」「音楽」「時事問題」という3つの分野が苦手でした。
しかし、それぞれに挑戦することで、自分の世界が広がり、新たな自信を得ることができました。
本記事では、その体験をシェアしながら、「苦手なことに挑戦するメリット」についてお話しします。
① マラソンへの挑戦——運動が苦手でも10km完走
私は高校を卒業してから運動らしい運動をほとんどしておらず、体育会系の経験もありません。 ランニングも好きではなく、長距離を走るなんて考えたこともありませんでした。
そんな私が、ふとしたきっかけで10kmマラソンにエントリー。
最初のランニングでは2kmで息が上がり、「やっぱり向いてない」と思いました。
練習では7kmまでしか走れませんでしたが、本番ではアドレナリンが出たのか、ついに10kmを完走できたのです。
完走後の感想は、「あれ?意外とやれるかも?」という驚き。
苦手だと思い込んでいたことが、実際には努力次第でできることに気づいた瞬間でした。
② ギターへの挑戦——音楽が苦手でもコードを弾けるように
私は音楽が大の苦手で、カラオケには行きたくないほどの音痴。
そんな私が、子どものために買ったギターに興味を持ち、自分でも弾いてみることにしました。
最初は指が全然動かず、コードの音もまともに鳴らせませんでした。
「やっぱりダメか」と思いましたが、少しずつ練習するうちに、1曲なんとか弾けるように。
「Happy Birthday」を弾けたとき、音楽への苦手意識が少し薄れ、「楽しい」と感じる瞬間がありました。
今では「壊れかけのRadio(徳永英明)」に挑戦中。
音楽は苦手なままですが、ギターという新しいスキルを習得することで、日常に小さな楽しみが増えました。
③ 時事問題に挑戦——ニュース検定2級合格
私はニュースや時事問題に疎く、政治・経済の話題が苦手でした。
しかし、子どもと一緒にニュース検定を受けることに。
最初は新聞を読んでも内容が難しく感じ、続けるのが大変でした。
しかし、学んでいくうちに、ニュースの背景が理解できるようになり、 試験本番ではなんと2級に合格。
それ以降、ニュースを見る目が変わり、今まで素通りしていた話題にも関心を持つように。
「苦手」と思っていた分野が、挑戦次第で身近なものに変わる体験でした。
大人になってから苦手なことに挑戦する意味
子どもの頃は新しいことを学ぶ機会が多かったですが、大人になるとどうしても「得意なこと」や「仕事のスキル」ばかりを伸ばしがちです。
しかし、大人だからこそ「苦手なことに挑戦する価値」があります。
- 自己成長につながる
- 挑戦を通じて、自分の限界を広げられる。
- 「苦手」が「楽しい」に変わることも。
- 思考の幅が広がる
- これまで興味のなかった分野にも自然と関心が出てくる。
- 例えば、ニュース検定を通じて経済や国際情勢にも目を向けるようになった。
- 人生の楽しみが増える
- ギターが弾けるようになると、好きな曲を自分で演奏する楽しみが生まれる。
- マラソンを走れるようになると、健康意識が高まり、次の大会への挑戦が楽しみになる。
苦手なことに挑戦する3つのメリット
- 苦手意識の克服が自信につながる
- 「意外にできるかもしれない」と思えた瞬間、自分のことが少し誇らしくなる。
- 例えば、マラソン完走後の達成感は大きく、「自分でもできるんだ!」という自信につながった。
- 新しいスキルの習得で日常が楽しくなる
- できることが増えると、日々の生活に小さな楽しみが増える。
- ギターが少し弾けるようになったことで、音楽への見方が変わり、新しい楽しみが生まれた。
- 思考の幅が広がる
- 今まで興味のなかった分野にも目が向くようになる。
- 例えば、ニュース検定の勉強を始めてから、新聞やニュースを読む際に、今まで気にならなかった話題にもアンテナが立つようになり、関心を持つことが増えた。
- 以前は避けていた「経済ニュース」にも興味が湧き、ビジネスの話題についても理解が深まった。
まとめ:苦手なことこそ挑戦する価値がある
「苦手なこと=自分には向いていない」と思い込んでしまいがちですが、実際に挑戦してみると意外とできることもあります。
マラソンで運動の楽しさを知り、ギターで音楽の新しい一面を発見し、ニュース検定で時事問題への興味を持つようになった。
苦手なことに挑戦することで、自分の可能性が広がり、世界が少しずつ変わっていくのを実感しました。
もし「苦手だから無理」と思っていることがあれば、一歩踏み出してみませんか? あなたの世界も、きっと広がるはずです。


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