はじめに——文系×未経験×忙しい、でもPython合格できました
こんにちは。二児の父であり、人事・社労士として働いています。
- 年齢:30歳後半(アラフォー)
- 職業:事業会社の人事(HR 制度企画など)
- 家庭:フルタイム共働き+小6娘&小3息子
- Python歴:実務経験ゼロから約1か月の独学のみ
このたび、「Python 3エンジニア認定基礎試験」に875点で合格しました。
忙しい社会人・子育て世代・文系職種の皆さんに伝えたいのは:
「自分にもできるかも」を信じていい。たった1か月でも、道は開ける。」
この記事では、私の合格体験を超具体的にまとめています。
1. Pythonに挑戦した理由と“人事職ならでは”の視点
Python 3エンジニア認定基礎試験ってどんな試験?
この資格は、一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が主催する民間資格です。
Pythonの基本的な文法・構文の理解を問う、初学者向けの試験となっています。
- 試験形式:CBT(コンピュータ受験、四択式)
- 問題数:40問(1000点満点)
- 試験時間:60分
- 合格ライン:正答率70%(700点)
- 受験料:11,000円(税込)
- 公式サイト:https://www.pythonic-exam.com/
プログラミング未経験者が最初に挑戦する資格として、Pythonの全体像と基本文法を体系的に学べる入門資格として人気です。
1-3 ChatGPTに相談して決めた“次の一歩”
Pythonを学ぶきっかけのひとつは、ChatGPTに進路を相談したことです。
社労士資格とTableau資格を持っているけど、次に身につけるべきスキルは何だろう?
そうChatGPTに聞いたところ、返ってきたのは:
「Python 3エンジニア認定基礎試験を通じて、Pythonの基本を押さえるのが次のステップに最適です」
というアドバイスでした。
これが「やってみようかな」と思えた大きな後押しになりました。
1-4 独学でも合格できたのはChatGPTがいたから
実務経験ゼロ・スクールにも通わず、完全独学で合格できたのは、ChatGPTのサポートがあったからです。
- わからないコードの解説
- 模擬問題の自動生成
- 勉強のモチベを保つ“励まし”機能
まるで自分専属のメンターが24時間そばにいてくれる感覚でした。これから独学で資格取得を目指す方には、ChatGPTを強くおすすめします。
1-1 なぜPython資格を取ろうと思ったのか?
人事業務では、勤怠・評価・離職など**大量の人事データ(HRデータ)**を扱う機会が増えています。
私はTableau資格を持っていたものの、次の課題に直面していました:
- データ前処理に時間がかかる
- 「気づき」のための柔軟な抽出や加工が難しい
- レポートの自動化やアラート通知ができない
そこで、「次の武器はPythonだ!」と考え、受験を決意しました。
1-2 社労士×Python×Tableauというレアな組み合わせ
- Pythonはシンプルな文法で文系でも学びやすい
- 社労士資格で得た法的視点を、Pythonで“数値化”できる
- Tableauでは“可視化”、Pythonでは“加工・自動化”が可能
人事がPythonを扱えると「説得力のある施策提案」が可能に。
2. 実務未経験・文系でもOK!独学1か月の学習スケジュール
2-1 勉強時間と工夫
曜日 | 学習時間 | 場所・工夫 |
---|---|---|
平日(週2回) | 各30分 | 家事の合間・夜にタイマー学習 |
土日 | 各60分 | 息子のバスケ中にカフェ学習 |
ポイント:毎日はやらない、でも“続ける”仕組みを作る。
2-2 使用教材とおすすめ度
✅ Udemy講座:イクマ ヒロユキ先生
- 文法を“図と例”で丁寧に解説
- 10〜15分の動画でスキマ時間学習に最適
- ハンズオンで「実際に動かす」経験が積める
✅ 徹底攻略Python 3 エンジニア認定[基礎試験]問題集
- 本番と同形式で、これだけやればOKと言えるレベル
- 3周したら得点力が一気に上がる
✅ ChatGPT
- わからないコードを貼ると自然言語で丁寧に解説
- モチベ低下時は「褒めて」と言えば励ましてくれる(笑)
- 覚えられないって入力すると、覚え方を教えてくれる
3. 育児・家事とどう両立したか?リアルなタイムマネジメント
- バスケの待ち時間=学習時間に転換
- 家電活用(食洗機・ロボット掃除機)+家族の協力
- 平日は無理せず「集中スプリント30分」でOKにする
家事・育児・仕事すべてを“完璧”にしようとしないことが鍵。
4. 挫折ポイントとChatGPTでの乗り越え方
❌ クラス・オブジェクト指向:概念が分からず撃沈
→ ChatGPTに「なぜこのコードで動くのか」構造を図解してもらう
❌ raise構文:用途も必要性もピンと来ない
→ 自分で“エラーを起こして学ぶ”小実験を実施
失敗を前提に学べる環境(=ChatGPT)は初心者の味方です。
5. 試験1週間前のラストスパート
✅ やってよかったこと
- 問題集の間違えた問題だけ3周
- ChatGPTに「模擬3択問題を10問出して」と頼んで練習
- 徹夜せず、睡眠と栄養を優先!
📝 試験の雰囲気
- パソコン教室のようなCBT会場(他の受験者も多数)
- 年齢層は10代~50代まで幅広く、男女比もバランス良し
- 緊張より“やっと来た!”という安心感が強かったです
6. 本番で高得点(875点)を取るための3つのコツ
- 問題集は3周以上。2周目以降は「なぜ間違えたか」分析。
- ChatGPTで“なぜこのコードで正解なのか”を徹底深掘り。
- 実際にコードを「書いて」「動かす」。写経だけでは不十分!
7. 人事職でのPython活用アイデア
- 評価×適性診断の相関分析
- 残業時間の異常検知→自動通知
- 勤怠データから離職リスクのスコア化
Tableauが“見える化”、Pythonは“仕組み化”。その連携が最強!
8. 社労士資格との相乗効果
- 就業規則や法改正データのスクレイピングと通知
- 助成金申請条件の自動チェック
- 労働時間分析や改正法対応の効率化
データで“労務の質”を支えるのが、これからの社労士像。
9. 今の自分に、こう言いたい
「充実しているね。挑戦するって、すばらしい。」
もう若くない…ではなく、「今が一番若い」。 年齢ではなく“行動できるか”が未来を分けると思います。
10. これからPythonを学ぶ人へ——私からのアドバイス
- 完璧を求めず、まずは触る。エラーもOK。
- ChatGPTを“学習パートナー”にする。ひとりじゃない。
- 1日30分で十分。それを1か月続ける方が強い。
- 人事こそ、データ活用の時代に備えるべき。
まとめ:Python合格で得たのは“スキル”だけじゃない
- 「未経験」「文系」「忙しい」が理由でやらないのは、もったいない
- 1か月でも、子育て中でも、工夫と気持ち次第で合格は可能
- 資格だけでなく、“考え方”と“自己効力感”を手に入れました
Pythonで人生が変わる…は大げさでも、「自分ってまだ成長できるんだ」と実感できたことが何よりの収穫でした。
この記事が、あなたの一歩につながれば嬉しいです。
「社会人でも、文系でも、親でも、まだまだやれる」——そう信じて、次は実務への応用を目指します!


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