「あいうえお」を自然に覚えてしまう絵本、ご存じですか?
読むとウキウキ、思わず、口ずさんでしまう不思議な絵本。
『あっちゃんあがつく―たべものあいうえお』、オススメです。
これ、未だに僕もそらで言えます。
リズムが良い絵本です。
<yamatoプロフィール>
- 2020年8月現在、息子4歳(保育園)、娘6歳(小1)
- 三年間くらい、ほぼ毎日絵本の読み聞かせをしています。
- 子どもに絵本を読む時間って、幸せな時間だと思います。
『あっちゃんあがつく―たべものあいうえお』
娘は『あっちゃんあがつく―たべものあいうえお』で五十音を覚えました。
今でも、「め」は?と言えば「めっちゃん めがつく めだまやき」と返してくれます。
構成
- さいとう しのぶさん著
- 2001年3月1日発売
- なんと140ページ!読み応えあり!
- ロングセラー絵本
「あ」から始まり、「ん」まで。
濁点と半濁点を含めて69音全てのたべものに関する「うた」が、可愛らしいイラストと共に登場します。
見開き1ページに一つの五十音です。
左ページが文章右ページがイラストになっています。
リズムが良い
日本語の七五調リズムって、面白いですよね。
この絵本、五音・七音が多く登場します。
「めっちゃん めがつく めだまやき」
「もっちゃん もがつく もなかをどうぞ」
引用:『あっちゃんあがつく たべものあいうえお』(みねよう原案 リーブル 2001年)
自然と日本語のリズムに触れることが出来て、日本語独特のリズムを身につけることが出来ます。
また、「口ずさみたい!」と思えるようなリズムになっています。
さいとうしのぶさんの食べ物イラストが良い
絵本作家さんの、さいとうしのぶさん作。
- 『あっちゃんあがつく たべものあいうえお』(みねよう原案 リーブル 2001年)
- 『ぎゅうって』(ひさかたチャイルド 2001年)
- 『しりとりしましょ! たべものあいうえお』(リーブル 2005年)
- 『子どもと楽しむ行事とあそびのえほん』(文・すとうあさえ のら書店2007年)
この方の描く食べ物イラスト、めちゃくちゃ良いんです。
ユニークで、温かくて、可愛らしい。
食べ物に目と口が付いていて、食べ物にそれぞれに表情があります。
とても丁寧なイラストで、どんどんページをめくりたくなっちゃいます。
食べ物の名前を覚えられる
五十音だけでなく、食べ物の名前も覚えられます。
それぞれのページで、食べ物たちが楽しそうにしていて、親子で色んなお話が出来そうです。
「あ」に出てくるアイスクリームたちは、
- カップアイス
- モナカアイス
- チョコバー
- コーンアイス
- ピノ
たちが登場し、楽しそうに踊っています。
足も生えてますね、しかもみんな違う色の靴履いてる。
アイスクリーム1個100円の文字も。
イラストが超細かい!
従って、五十音にはまだ早いかな?という1~2歳くらいの年齢でも充分楽しめます。
1歳くらいで購入しておけば、5歳くらいまでずっと使えそうですね。
プレゼントにオススメ
1~5歳くらいの子どもへのプレゼントに、この絵本めちゃくちゃオススメです。
このくらいの年齢の子どもへのプレゼントって、意外に困ったりするんですよね。
ボリュームいっぱい、リズムよし、イラスト最高。
プレゼントしたら、すごく喜ばれると思います。
読み聞かせにはボリュームありすぎ?
140ページ、一晩の読み聞かせには少し時間がかかりそうです。
実際に読み聞かせをしていたのですが、読み始めると、子どもが絶対にこう言います。
「全部読んで!!」
なので、たまーに、ページを飛ばして読んでいると、
「パパ、飛ばしてる!!」
という、やりとりが生じます!笑
オススメは「ぬ」
個人的なおすすめは「ぬ」です。
「ぬっちゃん ぬがつく ぬかづけ ぽーりぽり」
引用:『あっちゃんあがつく たべものあいうえお』(みねよう原案 リーブル 2001年)
最後の「ぬかづけ ぽーりぽり」のセンスが良すぎる。
ぬかづけ、最近の子どもは食べるのだろうか。
ひらがなのしりとりとかで、息子がぬかづけと答えると結構驚きます。
まとめ
- 自然に五十音(+濁点、半濁点)を覚えられる
- ボリュームがすごい
- 食べ物イラストが温かくて、細かくて、可愛らしい
- 思わず口ずさんでしまうくらい、リズミカル
- 1歳児~5歳児まで、幅広い年齢で楽しめる
- プレゼントにもオススメ
親子で楽しめる絵本です。
プレゼントにはとても良い絵本だと思います。
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