出来ないよりは出来た方が良いお勉強。
4歳息子、五十音は覚えたので、今は濁点と半濁点に挑戦中です。
7歳娘は6の段を練習中。
毎日、親が「勉強しなさい、今日はこれをしなさい」なんて言っていません。
そもそも、我々夫婦は共働きで、あまり子どもに構ってあげられていない方だと思います。
では、なぜ覚えられたのか?
結論から申し上げると、自宅の廊下に五十音ポスターと九九のポスターを貼っているだけ。
ただし、
言えるようになる度に、「すごい!!どうやって覚えたの?」と連発します。
どうやら子どもは、出来なかったことが出来るようになることがすごく嬉しいようです。
ただ貼るだけ、それだけで良い。
ひらがなや九九をさあ覚えさせよう!なんて思っておりませんでした。
ただ、興味を持ってくれれば良いなあと思ったので、家にポスターを貼ってみました。
(しかも、ちゃんとしたポスターじゃない・・・)
そして。
ある日、突然ポスターが貼られていることに気づく子ども達。
「これ何?」
と、やはり聞いてきた。
「うん?ちょっと貼ってみたんだよ、興味ある?」
「うん!」
不思議と子どもは自発的に覚えてくれました。
貼るだけで覚えてくれるなんて簡単。
「ひらがな」と「九九」のポスター
どんなポスターが良いか?
何でも良いです。
普通に、インターネットで「ひらがな ポスター」とかで検索すると色々出てきます。
学研が良いやら、公文が良いやらありますが、あまり関係無い。
無料のもので充分。
うちのは、おすしドリルの付録で付いてきたポスターとプリントキッズさんの印刷ポスターです。
ちなみに、おすしドリルはおすすめ。
おすし好きな子どもは、興味深々で進めていました。
興味があるポスターを使うことが良いのかもしれません。
ひらがなはお姉ちゃんが教えてくれた
ひらがなは、お姉ちゃんが弟に教えてくれていました。
うちのお姉ちゃんは弟が大好きで良かった!
お姉ちゃんはパパママよりも良い先生。
面倒見がよい娘で助かってます。
息子、褒められるのが嬉しくなる。
お姉ちゃんに教わりながら、「あいうえお」と順に言っていく息子。
ポスターを見ながら、「ねえ、聞いて!」と嬉しそう。
言えたら大げさに、
「え、もうそんなに覚えたの?すごい!」と伝えます。
これを繰り返していくと、自然に五十音は完璧に覚えてくれました。
すごい!!と言った後の子どもの表情がとても愛らしいです。
答えられたら、もっと嬉しい。
ひらがなポスターで問題をいっぱい出しました。
「じゃあ、この字は?」
「うーん、”な”」
「正解!やるなあ」
こんな会話で、すっごく喜びます。
きっと、答えられるのが嬉しいんでしょうね。
九九は、ひらがなのルビで娘が自分で覚えた
九九のポスターはひらがなでルビがふってあるものを。
かけ算の概要だけ教えて、「これは2年生でやるんだよ」とだけ言っておきました。
覚えろとは一言も言っていません。
九九は、言えたら気持ち良い
九九を間違えずに言えるのが嬉しかったようで、どんどん覚えていきました。
おお、こうやって覚えるのかと感心。
たまに、「4の段は言えるようになった?」と尋ねると、チャレンジ精神がグッとアップする様子です。
娘にも、覚えたらすごい!と賞賛しまくりました。
大切なのは、ちゃんと正しく言えているかどうかを親が確認すること。
最後まで、しっかりと。
聞いてくれるだけで、どうやら子どもは嬉しいみたいです。
ポスターの掲示場所は、親がいる場所
風呂場。
玄関。
子ども部屋。
トイレ。
ポスターを貼る場所って色々あると思います。
一番良い掲示場所ってどこでしょう。
それは、親がいつもいる場所。
これが最適解。
親がいる場所が良い理由
なぜ親がいる場所が良いのか?
ずばり、言っている姿を見て欲しいから。
子どもの「見て欲しい!」「認めて欲しい!」という気持ちって、本当に親の想像以上だと思います。
ひらがな、九九を言えるようになったらお菓子を買ってあげるとかではなくて、ただ「見て欲しい」に応えることがどんなに子どもにとって嬉しいか。
子育てをしていると、コレがすごく良く分かる。
感心を持って欲しい気持ちがやる気を起こすんでしょうね。
なので、ポスターを貼る場所は、ちゃんと見守ってあげられる場所。
お風呂も良いですが、ちょっと時間が短い。
つまったら、すぐにポスターで確認
九九は、覚えている途中、つまる時が結構あります。
そんな時、すぐに確認できる場所のほうが良いですよね。
玄関やお風呂場、トイレとかは、確認が若干面倒くさい。
うちは、ダイニングの後ろの廊下に貼っています。
食事中に問題なんか出したりしながら。
(食事の途中で立つのはやめて欲しいけれど・・・)
まだ「ひらがな」や「九九」は早い?
正直、ひらがなや九九を覚えるのはまだ早いと思っていました。
しかし、貼るだけで子どもって興味を持って覚えちゃいます。
子どもの記憶力って、すごいですねえ。
親が「ここまでが限界」だなんて、決めがちなんだろうなと反省しました。
机に向かうだけが勉強じゃない
息子、机でプリントをさせても15分持ちません。
そりゃそうですよね、感心のあることならまだしも、集中力ってそんなに続かない。
机に向かう時間以外にも、色々勉強出来るはず。
たまに、いろんなクイズを子ども達に出しています。
「AM、PMって言うけど、何の略なんだろうね?」とか。
最近は車のナンバーで足し算
息子を保育園に送り届ける時は、車のナンバーで足し算をやりながら歩きます。
これ、毎日やっているとすごいです。
「8+6は?」
「14!」
くらいは軽く出来るようになりました。
日課ってすごい。。。
どうせ出来ないだろうと思っていると、出来ることのほうが多い。
まとめ
英才教育ではないけれど、勉強できる環境は作ってあげたい。
子どもって、自然に覚えてしまうのですごいです。
自分は出来る!と思ったり、認めてもらえると「やる気」が起こるのはでないかと思います。
親の声掛けも結構大切ですね。
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