子どもと一緒に映画を観る時間は、忙しい日常の中で親子の絆を深める貴重なひとときです。
しかし、「子どもは楽しいけど、親は退屈だった…」なんて経験はありませんか?
親も一緒に楽しめる映画を選ぶのは、実は意外と難しいものです。
この記事では、小学生の子どもを持つ親目線で選んだ、 「子どもも親も楽しめる映画」TOP3 を紹介します。
これらの映画は、小学2年生の息子と5年生の娘が大満足だった作品ばかり。親としても「観てよかった!」と思える作品です。
映画選びのポイント
子どもと一緒に映画を観る際、以下のポイントを押さえると良い作品に出会えます:
- 年齢に適した内容かどうか
暴力や過激なシーンがない作品は、安心して観られます。 - 親も興味を持てるストーリーやテーマがあるか
子ども向け映画でも、深いテーマや大人が共感できる要素が含まれていると、親も楽しめます。 - 視覚的・音楽的な魅力
子どもはビジュアルや音楽に敏感です。色彩豊かで迫力のある映像や音楽は、大人も感動するポイントです。
1. 『かがみの孤城』:感動のストーリーと伏線回収が見事
あらすじ
辻村深月さんのベストセラー小説をアニメ化した作品。学校での居場所を失った少女・こころが、鏡の中の不思議な城で出会った7人の仲間たちと、願いを叶えるための「鍵」を探す物語です。
友情や心の絆をテーマに、深いメッセージが込められています。
子どもの反応
ラストで娘が「そういうことだったんだ!」と感動していました。
ストーリーの謎解きに夢中になり、映画の余韻に浸っている様子が印象的でした。
親の楽しみポイント
大人目線でも感動する伏線の回収や心理描写が秀逸です。
映画を観終わった後、子どもたちと一緒に「どうしてこの展開になったのか」を語り合うのが楽しい作品です。
普段、あまり映画に興味がない妻が、めずらしく面白いと言っていました。
作品の魅力
映像美とともに、キャラクターたちの心の成長が丁寧に描かれています。
教育的なテーマも含まれており、親としても安心して観られる映画です。
2. 『SING』:音楽が家族をつなぐミュージカル映画
あらすじ
動物たちが主役のミュージカルアニメ。
劇場の再建を目指すコアラのバスター・ムーンと、個性豊かなキャラクターたちが織り成す感動と笑いの物語。
劇中では、60曲以上の名曲が使用されています。
子どもの反応
「一緒に歌いたい!」と息子も娘もノリノリ。
音楽シーンでは、体を揺らしながら楽しむ姿が微笑ましかったです。
親の楽しみポイント
吹き替え版キャストが豪華で、特に象のミーナ役のMISIAさんの歌声は圧巻!家族全員が音楽の力を感じられる作品です。
教育的なポイント
夢を追いかけるキャラクターたちの姿は、子どもたちに「挑戦することの大切さ」を教えてくれます。
私は主人公の明るい性格がすごく魅力的に感じました。
豪華声優です!!
バスター・ムーン(コアラ):内村光良さん
ミーナ(ゾウ):MISIAさん
アッシュ(ヤマアラシ):長澤まさみさん
ジョニー(ゴリラ):大橋卓弥さん(スキマスイッチ)
グンター(ブタ):斎藤司さん(トレンディエンジェル)
マイク(ハツカネズミ):山寺宏一さん
ロジータ(ブタ):坂本真綾さん
ミス・クロウリー(イグアナ):田中真弓さん
エディ(ヒツジ):宮野真守さん
ナナ(ヒツジ):大地真央さん
3. 『BLUE GIANT』:ジャズの世界に引き込まれる熱い物語
あらすじ
ジャズに情熱を注ぐ高校生・宮本大が、世界一のジャズプレーヤーを目指して成長する姿を描いた映画。
バンド「JASS」を結成し、仲間とともに最高のステージを目指します。
子どもの反応
「本当に演奏しているみたい!」と感動していました。
音楽の迫力に引き込まれ、鑑賞後には「何か挑戦してみたい!」と言い出しました。
親の楽しみポイント
音楽シーンの迫力は大人でも圧倒されます。
家族で音楽について話すきっかけになる映画です。
映画を最大限楽しむためのコツ
1. サウンドバーを活用する
映画の音楽や効果音をよりリアルに楽しむには、サウンドバーがおすすめです。
特に音楽映画では、臨場感が格段にアップします。
2. 配信サービスを活用する
NetflixやAmazonプライムなどの配信サービスを使えば、家族みんなで気軽に映画を楽しめます。
『SING』や『BLUE GIANT』など、音楽映画は大画面と高音質で観ると迫力満点です。
3. 映画後に親子で話す時間を作る
映画を観た後、「どこが楽しかった?」「どのキャラクターが好きだった?」と話し合うことで、子どもの感受性やコミュニケーション力を育むことができます。
親子で観る映画を選ぶときのポイント
親子で映画を楽しむためには、作品選びが重要です。
以下のポイントを押さえると、子どもと一緒に安心して楽しめる映画を見つけることができます。
子どもの年齢や成長段階に合った内容
小学生の場合、物語のテーマや表現が年齢に適していることが重要。
過激な暴力や恐怖シーンがない、年齢に応じた内容を選びましょう。
特に、明るい色使いやキャッチーな音楽が含まれる作品は小さなお子さんにもおすすめです。
難しすぎたら子どもが楽しめず、簡単すぎたら親が楽しめないので、意外に難しいですよね。
なので、音楽要素のある映画とかは親子向けにおすすめです。
教育的な要素を含むかどうか
映画には、家族の絆や友情、努力、夢をテーマにしたものが多くあります。これらのメッセージは子どもの心に良い影響を与えるだけでなく、観賞後の会話のきっかけにもなります。
親も楽しめる要素があるか
大人目線で楽しめるストーリーやキャラクターが含まれている映画は、親も一緒に満足できるはずです。
例えば、映画全体に散りばめられたユーモアや伏線、感動的なメッセージなどがあれば、親子で感想を共有しやすくなります。
名探偵コナンとかは親子で楽しめますよね!
あと、大人は、声優を当てるのも楽しい。
映像や音楽のクオリティ
特にアニメ映画では、映像美や音楽が映画体験を大きく左右します。
クオリティの高い作品を選ぶことで、映画鑑賞そのものが特別なイベントになります。
音楽映画であれば、子どもも自然に体を動かしながら楽しめます。
家族で話題にできる内容か
物語の中で起こる出来事について、親子で話し合えるテーマが含まれているかどうかも選ぶ基準になります。例えば、「夢を追いかける努力」「友情の大切さ」「困難を乗り越える力」などが描かれている映画は、鑑賞後に良い話題を提供してくれます。
まとめ:親子で映画を観る時間は宝物
今回紹介した3作品は、小学生の子どもを持つご家庭でも安心して楽しめる映画ばかりです。
家族で映画を観る時間は、ただの娯楽ではなく、親子の絆を深める特別な時間です。
次のお休みに、ぜひ家族みんなで映画を楽しんでみてください!


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