朝、学校に行く時間。
テレビでニュースを見る時間。
電車が駅に着く時間。
私たちの毎日は、たくさんの「時間」で動いています。
でも、どうして日本中どこでも、同じ時刻で生活できるのでしょう?
例えば、東京と大阪、北海道と沖縄で、それぞれ違う時間だったら、どうなるか想像できますか?
実は、昔の日本では、地域によって時間が少しずつ違っていた時代がありました。
そんな不便をなくし、日本全国で同じ時間を使うための大切な日が、7月13日なのです。
この日は「日本標準時制定記念日」。
今回は、この記念日について、自主学習ノートにまとめるヒントを紹介します。
7月13日は「日本標準時制定記念日」
7月13日は、日本全国で共通の時刻である「日本標準時」が正式に定められた日を記念する日です。
日本標準時制定記念日とは?
日本標準時とは、日本全国で共通して使われている時刻のことです。
この日本標準時が、1886年(明治19年)7月13日に、明治政府によって「本初子午線経度計算方及標準時ノ件(ほんしょしごせんけいどけいさんほうおよびひょうじゅんじのけん)」という決まり(勅令:ちょくれい)が出されたことで、正式に制定されました。
この日を記念して、7月13日は「日本標準時制定記念日」とされています。
小学4年生にもわかる説明
昔の日本では、それぞれの地域で、太陽が一番高く昇る時刻(正午)を基準に時間を決めていました。
そのため、東の地域と西の地域では、時刻にずれがありました。
例えば、東京で正午でも、大阪ではまだ午前中だったり、その逆だったりしたのです。
これでは、鉄道の運行や郵便物の配達など、広い範囲で時間を合わせる必要があるときに、とても不便でした。
そこで、日本全国で同じ時刻を使うために作られたのが「日本標準時」です。
日本標準時は、東経135度(ひがしけいひゃくさんじゅうごど)という線(子午線:しごせん)を通る時刻を基準にしています。
この東経135度の子午線は、兵庫県明石市(ひょうごけんあかしし)を通っています。
日本標準時ができたことで、鉄道は正確に運行できるようになり、郵便物もスムーズに届けられるようになりました。
学校の授業や仕事の時間も、日本中どこでも同じになり、私たちの生活はとても便利になったのです。
世界の時間と合わせる基準になっているのは、イギリスのグリニッジ天文台を通る子午線です。
日本標準時は、このグリニッジ標準時より9時間進んでいます。
ノートにそのまま書ける1ページまとめ
- タイトル: 7月13日は「日本標準時制定記念日」
- どんな日: 日本全国で共通の時刻「日本標準時」が定められた日です。
- 由来: 1886年(明治19年)7月13日に、明治政府が「本初子午線経度計算方及標準時ノ件」という決まりを出して、日本標準時が正式に制定されました。鉄道や郵便など、広い範囲で時間を合わせる必要があったため、全国で同じ時間を使うことが目的でした。
- わかったこと:
- 昔は地域によって時間がバラバラで、生活に不便なことがあった。
- 鉄道や郵便が正確に動くために、日本全国で同じ時間が必要になった。
- 東経135度の子午線が日本標準時の基準で、兵庫県明石市を通っている。
- 感想: もし今も地域ごとに時間が違ったら、学校の始まりやテレビの放送時間がバラバラで、とても困るだろうと思いました。日本標準時ができたおかげで、みんなが同じ時間で生活できて、鉄道や飛行機も正確に動くことがわかりました。
自分の考えが伝わる感想例
- 日本標準時が制定されるまで、地域によって時間が違っていたことに驚きました。もし今もそうだったら、遠くの友達と電話で約束するのも大変だし、学校の始業時間も地域でバラバラになってしまうかもしれません。みんなが同じ時間で生活できるのは、当たり前ではなく、昔の人が考えてくれたおかげだと感じました。
- 鉄道や郵便が発達する中で、時間の統一が必要になったという理由がよくわかりました。もし時間がバラバラだったら、電車がいつ着くか分からず、乗り換えも難しくなってしまいます。私たちの身近にある交通機関が正確に動くのは、日本標準時のような基準があるからだと知って、科学の力の大切さを感じました。
- 日本標準時が、イギリスのグリニッジ標準時を基準にしていると知って、世界と日本の時間のつながりを感じました。世界にはたくさんの国があるけれど、それぞれが基準となる時間を持っていて、それが地球全体の時間の仕組みになっているのはすごいと思いました。もっと世界の時差についても調べてみたいです。
もっと調べてみたいこと
- 世界には、日本のように標準時を定めている国がいくつあるのか。
- 時差(じさ)は、どうして生まれるのか、その仕組みについて。
- サマータイム(夏時間)とは、どんな制度なのか。
- 兵庫県明石市にある「時の科学館」について。
- 昔の時計と今の時計の進化について。
まとめ
7月13日の「日本標準時制定記念日」は、私たちが毎日当たり前のように使っている「時間」について、深く考えるきっかけを与えてくれます。
昔の人が、より便利で豊かな生活のために、どのように工夫し、新しい仕組みを作ってきたのかを知ることは、今の私たちの生活を見つめ直すことにもつながります。
今日の自主学習をきっかけに、時間の不思議や科学の面白さに触れてみてください。

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