家事分担の落とし穴!妻が私に望んだこととは?

共働き夫婦として、家事分担は常に私たちの悩みの種です。
このバランスをとるのは、なかなかに難しい。

現在、私は37歳で、小学校4年生と1年生の子どもがいます。

今では、子どもたちも自分のことは自分で出来るようになってきたので、親の手が離れつつあります。

子どもたちが保育園時代の時は、やはり非常に手がかかりました。

妻もバリバリ働いている状況下。

家事分担をどうすべきか?についても当時いつも考えてはいましたが、お互い仕事もあり、親にも頼れなかったので本当につらかったです。

そんな状況の中で、気づきを得た瞬間があったので、皆さんにもシェアしたいと思います。

目次

意外なニーズの発見

私も仕事が忙しく、妻にも仕事があるので忙しい毎日。

私は妻の負担を軽減しようと、「良かれと思って」洗濯や掃除、料理などを頑張ってきました。

夜に子どもたちが寝た後に洗濯機をまわす。

翌朝のご飯を夜に準備しておく。

ルンバもフル活用して、キッチンのコンロも定期的に拭き上げる。

しかし、ある日、妻からのひと言で、私の考え方が一変しました。

「いや、私があなたにしてほしいのは、家事ではなく・・・」

その後に続く言葉が私にとってはかなりの衝撃でした。

私は家事を行うことで、妻の負担を減らそうとしていたつもりでしたが、実際には妻が求めていたのは、家事よりも何よりも、子どもたちとの触れ合いだったのです。

え、家事頑張ってたけど、本当にやってもらいたかったことは、子どもたちとの触れ合いだったのか・・・。

家事分担の新たな視点

このエピソードから、家事分担における重要な要素を発見しました。

家事を分担することはもちろん大切ですが、その先にある本当のニーズを理解することがもっと重要だということです。

例えば、私の場合は、妻が求めていたのは家事の手伝いではなく、子どもたちとの触れ合いの時間です。

子どもたちに本を読んであげる。
子どもたちと一緒にご飯を食べる。
子どもたちと一緒に風呂に入る。

むしろ、妻はこのようなことを望んでいました。

だからこそ、家事分担は単なる家事を担うだけでなく、相手の本当のニーズを理解し、そのニーズを満たすために協力することが求められるのです。

これは、世のお父さんたちも、経験があるかもしれません。

家事頑張ってますアピールをしているお父さん方、奥さんが望むのは本当に家事でしょうか。

このエピソードから、少し考えてみるキッカケになれば嬉しいです。

コミュニケーションの重要性

この気づきを元に、私たちは夫婦間でコミュニケーションを深めることができたと思います。

私たちの会話は以前よりも深く、より意味のあるものになりました。

また、家事分担だけでなく、私たちの夫婦の関係性が強化されたように感じます。

家事分担においては、ただ家事を分担するだけではなく、相手の本当のニーズを理解し、そのニーズを満たすために行動することが重要です。

そのためには、コミュニケーションが欠かせません。

今、何を望んでいる?
自分が何をすれば、負担が減る?

独りよがりや、思い込みではなく、ニーズを探ることが重要です。

そのコミュニケーションを通じて、新たな発見や気づきが生まれることもあるのです。

部下とのコミュニケーションとしても重要

相手のニーズを知るということは、何も夫婦の間だけではなく、普段の仕事でも生かされます。

自分が上司だとすると、部下のニーズは分かったつもりでいるかもしれませんが、部下からすると、全く違うことを求めている可能性もあります。

例えば、労働時間が長い部下に対しては、上長として、まず真っ先に労働時間を抑制するよう業務調整を行うかもしれません。

でも、その部下はもっと仕事がしたい、学びたいと思っているかもしれません。

長時間労働に対して、部下はどう思っているのかをまずは確認する。

その上で、安全配慮上、長時間労働を抑制する必要があることを伝える。

このような、ちょっとした事案でも、やはり相手の考えをまずは知るということが必要かもしれません。

まとめ

家事分担は、ただの家事の分担ではなく、関係性の向上にもつながる重要な要素です。

だからこそ、私たちは家事を分担するだけでなく、相手の本当のニーズを確認し、理解し、そのニーズを満たすために行動することが大切だと心に留めておくべきです。

忙しい日々だと、丁寧なコミュニケーションが不足してしまいがちです。

求められていることを自分だけで判断せず、丁寧に確認しながら気持ちよく家事などを分担していきたいものです。

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