小学生も楽しめる!家族で初めての陶芸ろくろ体験

週末、家族4人で初めての「陶芸ろくろ体験」に行ってきました。

きっかけは、子どもたちの「やってみたい!」という一言。

陶芸なんて学生時代の授業ぶり……。

でも実際に行ってみると、土を触る感覚、ろくろの動き、工房の空気――すべてが新鮮で、家族全員が夢中になれる体験でした。

この記事では、初めてのろくろ体験のリアルな様子を、子ども連れの目線で詳しくレポートします。

目次

体験の基本情報|所要時間・料金・対象年齢は?

  • 参加者:パパ・ママ・小学6年生の娘・小学3年生の息子
  • 体験時間:約90分(10:00〜11:30)
  • 体験料:1人5,000円(合計20,000円)
  • 作ったもの:各自4個ほどのお茶碗
  • 完成まで:約2か月後に焼き上がり・郵送(色は5種類から選べる)
  • 写真撮影:OK!
  • 目安年齢:小学3年生以上がちょうど良いとのこと

教えてくれたのは、まさに“師匠”という雰囲気のある職人さん。 私たち4人を一度に見ながら、丁寧に指導してくださいました。

初めての陶芸工房|師匠の指導と空間の雰囲気

初めて足を踏み入れた陶芸工房は、道具や土の匂いが漂う、少し背筋が伸びるような空間でした。

ろくろが並び、色んな作品がある中で、「こんな世界があるんだ…」と素直に感動。

師匠の説明はしっかり集中して聞かないと覚えられないことも多く、ここで一気に気持ちが引き締まります。

職人の世界に足を踏み入れるという非日常感に、背筋が伸びるような緊張感とワクワク感が混じっていました。

ろくろの工程とコツ|子どもと大人でこんなに違う!

ろくろにはすでに土が中心にセットされた状態からスタート。

みんなで同時に電動ろくろを操作しながら、お茶碗作りに挑戦しました。

ろくろ作業のポイント1:水をしっかり使う

先生が最初に言ったのが「水はたっぷり使ってください」ということ。

乾いた手で触ると摩擦で土が崩れるので、手は常に濡れている状態が理想です。

ポイント2:優しく丁寧に、手の形と力加減がカギ

土に触れるときは、力まかせではうまくいきません。

包み込むように、やさしく、でも芯を捉えるように力をかける。

子どもたちは指示どおりに素直に作業を進めていましたが、大人はつい「もう少し細く…」「高さを出したい…」と余計な工夫をして崩れることも(笑)

やってみると分かりますが、土は思った以上に繊細で、ほんの少しの力加減で全く違う形になります。

集中力と直感、そして“諦めの良さ”が求められる作業でもありました。

やり直しが効かないからこそ集中できる|陶芸の面白さ

陶芸ろくろ体験で一番印象的だったのは、一度崩れたらやり直しがきかないということ。

形がぐにゃっと曲がると、その時点でほぼ修復は不可能。

現実では何度でもやり直せる場面も多いですが、ここでは一発勝負。

だからこそ、「今この瞬間に集中する」ことがとても大事でした。

そして先生の言葉。

「失敗した作品ほど、味のある仕上がりになることもあるんですよ」

この一言が、とても心に残りました。

さらに印象深かったのは、崩れた器がそのまま乾燥棚に置かれていたこと。

それも一つの作品として扱われ、仕上げの色付けまで進むのです。

“完璧じゃないからこそ、美しい”という価値観を、作品そのものが教えてくれているようでした。

出来上がりまでの楽しみ|色選びと焼き上がりのワクワク

作品は焼成・乾燥を経て、約2か月後に届く予定。 色は5色から選べて、家族それぞれ違う色を選びました。

「どれが誰の?」「飾ろうか、使おうか」など、届く前から楽しい悩みも。

自分たちで作った器が、家族の食卓に並ぶ日が待ち遠しいです。

器の裏には名前を彫ってもらえるので、届いたときの感動はより一層大きくなりそうです。

ろくろ体験に必要な持ち物と服装の注意点

当日はエプロンを持参しましたが、それでも服や靴がしっかり汚れました!

袖やズボンの裾に土がついたり、水が跳ねたりするので、汚れてもいい服装が必須です。

特に子どもは集中しているうちに土のついた手であちこち触れるため、着替えを持参するのがおすすめ

靴も洗えるスニーカーなどが安心です。

タオルやウェットティッシュも、終わったあとの手拭きにあると便利。

これから行く方は、念のため“全身が汚れてもいい”くらいの心づもりで準備すると安心です。

子どもに“世界を見せる”という意味|親として感じたこと

子どもたちが真剣な表情でろくろに向き合い、失敗しても諦めずに挑戦している姿を見て思ったこと。

「こうやって色んな世界を見せることが、子どもの成長につながるんだな」

普段触れない空間、初めて使う道具、知らない人に教わる経験。

全部が“学び”になる時間でした。

子どもにとって「知らない世界」に触れる経験は、将来の興味関心の幅を広げる土台になりそうですね。

忙しい共働き家族におすすめしたい陶芸体験

スマホも通知も忘れて、ただ目の前の土と手の感覚に集中する90分。

慌ただしい毎日の中で、こうした“止まる時間”はとても貴重。

家族全員で同じ体験をして、笑って、失敗して、学んで。

そんな時間が器という“形”で残る体験――。

共働きのご家庭にこそ、おすすめしたい体験でした。

焼き上がりが届いたら、またそのときの感想も追記したいと思います!

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