共働き家族の夜ルーティーンの上手なこなし方

「テレビ見すぎ!もうやめなさい!」

「部屋汚い!お片付けしなさい」

出来ることなら、子どもにガミガミ注意したくないですよね。

特に、共働きの場合。

帰宅後から子どもの就寝前の時間は相当忙しく、毎日やることが多い。

 

このブログのテーマである、心豊かに生きるため

ガミガミ言わずに済む、子どもが自分で夜ルーティーンをこなしてくれる

方法をご紹介します。

こういう人にオススメの記事です!

  • 子どもにガミガミ言いたくない人
  • 子どもの入眠をスムーズに行いたい人
  • 子どもの自律を促したい人
  • 自由にのびのびと子育てをしたい人
  • 今度の小説の主人公が親子の設定の人

<yamato家プロフィール>

  • 夫婦そろって、フルタイム共働き
  • 2020年7月現在、息子3歳(保育園)、娘6歳(小1)
  • 夫婦の実家は遠方のため、頼れない
  • 息子は0歳6ヶ月から保育園に預けていた
  • 奥さんは時短勤務をしたことがなく、フレックス制度で乗り越えた強者
  • そこそこ二人とも残業あり(時期による)
目次

睡眠の大切さ

言うまでも無く、子どもの睡眠時間は大切です。

まずはこの睡眠の大切さを確認し、

いかに睡眠時間を確保できるのかを考えていきます。

睡眠時の成長ホルモン

成長ホルモンは睡眠時に分泌されるため、質の良い睡眠をとることが子どもの成長につながります。

引用:文部科学省「早寝早起き朝ごは んで 輝く君の未来~睡眠リズ ムを整え よう! ~」

うちは、親の出社時間が決まっているので、

子どもの朝の起床時間は自ずと決まってしまいます。

しかし、上の図を見る限り、6時起床は問題なさそうですね。

問題は、やはり就寝時刻ですよ。

しっかり就寝時刻と守るような仕組みが必要となります。

親の仕事と睡眠習慣の問題

近年では、親のライフスタイルが子供の睡眠時間に影響を及ぼしつつあります。

厚生労働省が行っている21世紀出世児縦断調査では、2001年に出生した4万人以上の子どもの睡眠習慣について追跡調査を実施しています。4歳6ヶ月時点での最も多い就寝時刻は21時台(50.1%)、次いで22時台(21.9%)であり、21時前に就寝する子供は5人に1人以下しかいませんでした。これは親が残業等で帰宅が遅いことも影響しています。お母さんが働いている家庭ではお母さんの労働時間が長いほど22時以降に就床する子どもの割合が多いことがわかっています。今後女性の社会進出はますます進みますが、親のライフスタイルによって子どもの睡眠も大きな影響を受けることは意識しておくべきでしょう。

引用:厚生労働省 e-ヘルスネット「子どもの睡眠」

親のライフスタイルで子どもの睡眠時間が影響する・・・。

共働きだからこそ、子どもの睡眠時間(成長機会)は奪いたくありません。

共働き世帯の就寝時刻の平均

共働き世帯の平均的な就寝時刻について、平成28年社会生活基本調査を調べてみました。

子どもの就寝時刻の平均は21時56分。

小学生全体の平均となりますが、22時近くなりますね。

意外にも、共働きでない家庭の就寝時刻は、21時53分

同じくらいですね。

ちなみに、親の就寝時刻の平均は23時24分。

うちもこの時間くらいかと思います。

NOガミガミ!子どもが進んで行動する方法

さて、睡眠時間の大切さや、一般的な就寝時間も理解したところで、

本題である「子どもたちにガミガミ言わずに、夜ルーティーンをこなせる方法」を

お伝えしていきたいと思います。

夜ルーティーンとは

保育園等から帰ってきてから、寝室に行く間って結構忙しいですよね。

  1. 【18:00】娘、学童から帰宅
  2. 【18:30】親、息子の保育園のお迎え
  3. 【21:00】子ども就寝

この、約3時間の間に、

  • 夕食(いつもは19時くらいから)
  • 風呂(風呂入れは娘がやってくれる)
  • 歯磨き(歯磨きは就寝時刻15分前くらい)
  • トイレ(たまに息子がおねしょするので必須!)
  • 絵本読みきかせ(絵本1冊は読むようにしています)
  • 就寝(21時と決めています)

までを行います。

本当に時間が無い!!

無駄な時間を省かなければ、21時就寝は困難です。

覚悟が必要なルーティーンワークです。

毎日これでは疲れますよね。。。

子供の協力は必須

保育園・小学校からの帰宅後は怒涛の夜ルーティーンがございます。

親が あれやれ、これやれ というのでは、

とても入眠までの夜ルーティーンをこなすことができません。

また、毎日毎日、ガミガミと言いたくないですね。

親の精神衛生上も、とてもよろしくない。

そんなこと毎日していたら、こっちが疲れ果ててしまいます。

要は、子どもが自ら進んで夜ルーティーンをこなしてくれれば良いのです。

そのための仕組みを考える。

やる気になる環境とは?

さて、子どもたちが、やる気になるときってどんなときでしょうか。

子どもに限らなくても構いません。

仕事でやる気になる環境って、どんな環境ですが?

僕は「ある程度の自己裁量」がある環境だと思います。

言われたことを しぶしぶやるのは 本当につまらない。

これは大人も子どもも同じ。

仕事で言うと、組織の個々の裁量権の話になります。

組織のメンバーにある程度の裁量権がある時は、スピード感のある仕事が出来ます。

今の時代、いちいち上司の指示を待っているようでは、

この時代の とても早い流れについていけませんね。

組織論と同じで、子どもにスピード感を持って行動して欲しかったら、

同じように、子どもが自分で考えて行動出来る仕組みが必要となります。

やらなければいけない→できるという意識へ

うちでは、子どもに裁量権を与えます。

就寝時刻21時の期限までに、

  • 夕食
  • 風呂
  • 歯磨き
  • トイレ
  • 就寝

を、終わらせることを必須とし、それ以外の時間は、子どものフリータイム

期限のある やるべきことを明確化し、それをこなすことを必須として、あとは自由時間と設定しています。

早く終われば、終わっただけ自分の好きなことができる。

子どもたちは、だいたい20:30~21:00までを自由時間として活用しています。

自由時間はYOUTUBEを観たり、工作したり、ぬりえをしたりしてます。

子どもに、「○○○やりなさい」は効果はありませんが、

この時間までに○○○が終われば、後は自由に時間を使って良い」と言うと、

驚くほど効果絶大です!!

自由時間を活用したくて、一生懸命に急いでやってくれます。

こんなこと、本当に小さいうちに考えられて出来るのか?

意外に出来るんです。

子どもにも自由時間は必要。

時間の使い方も、自分で意外に決めることができます。

まとめ

以上、まとめると・・・。

  1. 保育園、小学校から帰ってきてからかなり忙しい。
  2. 子どもの協力が必要
  3. 親がガミガミ言ってやらせるのは大変
  4. 子どもが進んで色々やってくれる環境とは?
  5. ある程度の裁量権がある環境
  6. 自分たちの裁量次第で、自由な行動が可能になる仕組みをつくる
  7. 自由時間設定のススメ
  8. ただし、就寝時間は守らせる

子どもにガミガミ言わないようにするには、この時間にこれをやらせる!という考えでは難しいと思います。

こんなルールでやっていますが、

たまには歯磨きが遅くなったり、トイレに行ってなかったりして注意もします。

しかし、時間の使い方も上手になってきており、

時計を見ながら行動するのは、今後の人生でとても役立つと思います。

夜ルーティーンの具体的な進め方はまた改めて書いてみたいです。

朝ルーティーンについてはこちらからどうぞー。

着替えガミガミ解消についてはこちら↓

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